Photo:Kouji Okamoto 大交流室(コルトーホール)
Photo:Kouji Okamoto 下関市烏山民俗資料館
 

下関市烏山民俗資料館

 私たちの生活とともにあった、さまざまな地域の暮らしや文化をコレクションする小さな資料館です。
 人々の暮らしに即した用具の素材、用途、機能を注意深くご覧ください。
 使い手にとって、それは、ただ「あたりまえ」であること。
 「あたりまえ」に作り込まれた姿は素朴で誠実な美しさを宿しています。
 用具のもつ記憶を探ってください。
 その姿は、誕生した場所の自然の豊かさや人々の知恵、価値観が蓄積され調和した姿であることがわかります。
 ひとつひとつの資料の中に蓄積されたぼう大な時間との会話をゆっくりと時間をかけてお楽しみください。

大交流室(コルトーホール)
音楽や芸能等の公演、講演、研修、会議、展示、文化教室等に利用できます。

川棚とパリをつなぐ音楽交流

 2003秋、世界的ピアニスト、アルフレッド・コルトーの設立したパリのエコールノルマル音楽院から、川棚温泉のホテルに1本の電話が入りました。「生前コルトーが、永住したいと話していた『カワタナで見つけた夢の島・厚島』はそちらに存在しますか・・・。」
 約半世紀前、コルトーは日本各地で演奏旅行を開催。下関公演の際に、川棚温泉に宿泊し、ホテルの窓から望む響灘と厚島の美しい景色に魅せられ、この島を買いたいと交渉。当時の村長は、「永久に住むのであれば差し上げましょう」と快諾しました。以来、厚島は「孤留島(こるとう)」とも呼ばれるようになりました。

 

 

「私の想いはひとりあの島に残るだろう」と言い残してコルトーは帰国。その後病に倒れ、夢は実現することなく他界しました。
 日仏交流150周年の2008年、コルトーの縁で、下関市長と川棚の住民がパリを訪れ、下関市とエコールノルマル音楽院とのパートナーシップ提携の調印式が行われました。
 コルトーが滞在したホテル跡地に完成した下関市川棚温泉交流センターの大交流室を「コルトーホール」と名づける承認も得ました。オープニングイベントとして、「コルトー音楽祭」も開催。川棚温泉から、音楽を中心にした日仏交流がはじまっています。

 

   
Photo:Kouji Okamoto 小交流室
Photo:Kouji Okamoto
   

小交流室

ここに暮らす人にも、ここを訪れる人にもやさしい語らいスペース。生活芸術展示を鑑賞したり、ティータイムを楽しんだりできます。

観光交流カウンター

下関市川棚温泉交流センターのご利用から周辺観光案内、まちづくり情報など、さまざまな情報や出会いの機会を発信していきます。お気軽にお立ち寄りください。


郷土玩具 鯛車
 
川棚温泉紋瓦
 
準一文字型墨壺
 
漆蒔絵煙草盆
 
壺屋焼 抱瓶

 

COPY RIGHT (C)2010 KAWATANA NO MORI ALL RIGHTS RESERVED.